風邪の初期症状におすすめのツボ4選

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風邪の初期症状が現れたときに、セルフケアの一環として試してみたいツボ押し。今回は、「風池(ふうち)」「風門(ふうもん)」「孔最(こうさい)」「列缺(れっけつ)」の4つのツボをご紹介します。それぞれのツボの位置と効果について見ていきましょう。

1. 風池(ふうち)

風池は、首の後ろ、髪の生え際にある大きなくぼみに位置するツボです。このツボは、風邪の初期症状である頭痛や首のこりに効果があります。また、全身の血行を促進し、免疫力を高めるとも言われています。

風池の位置・押し方

首の後ろ、髪の生え際にある大きなくぼみにあります(胸鎖乳突筋と僧帽筋の間のくぼみ)。

両手の親指を使って、首の後ろのくぼみをゆっくりと押します。心地よい圧力で、1~2分ほどマッサージを行いましょう。

2. 風門(ふうもん)

風門は、背中の上部、肩甲骨の内側に位置するツボです。下を向いたとき首の後ろの一番出っ張る骨からさらに下へ2つ目の背骨の突起探し、その骨から左右外側に指2本分ずらしたところです。このツボは、風邪による発熱や喉の痛みを和らげる効果が期待できます。

風門の位置・押し方

下を向いたとき首の後ろの一番出っ張る骨からさらに下へ2つ目の背骨の突起探し、その骨から左右外側に指2本分ずらしたところです。

ひとりで押すのは難しい場所ですが、肩の上から回り込みながら中指、薬指を風門の位置にあてて、1~2分間かけて円を描くようにマッサージします。自分で押しにくい場合は、家族や友人にお願いしてみましょう。

3. 孔最(こうさい)

孔最は、前腕の内側に位置するツボです。人差し指から肘までの直線上で肘から指4本分ほど人差し指側にさがったところです。このツボは、咳や喉の違和感を緩和する効果があります。また、熱があるのに汗が出ないときにも効果的です。

孔最の位置・押し方

人差し指から肘までの直線上で肘から指4本分ほど人差し指側にさがったところです。

反対の手の指を使って、孔最のツボをやさしく押します。痛みを感じない程度の圧力で、1~2分間かけてマッサージしましょう。

4. 列缺(れっけつ)

列缺は、手首の内側、親指側に位置するツボです。手首内側の横じわの親指寄りの端から指2本分肘の方向にずらしたところにあります。このツボは、風邪の初期症状である鼻づまりや喉の痛みを和らげる効果が期待できます。加えて、肩こりや首の痛み、頭痛にも有効です。

列缺の位置・押し方

手首内側の横じわの親指寄りの端から指2本分肘の方向にずらしたところです。

反対の手の指を使って、列缺のツボをやさしく押します。心地よい圧力で、1~2分間かけてマッサージを行いましょう。


以上の4つのツボを押すことで、風邪の初期症状を緩和し、体の回復をサポートすることが期待できます。ぜひ試してみてくださいね。

体調に気をつけて、お大事に!

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