日常のストレスやイライラに悩んでいる方へ、今回はイライラを解消するためのおすすめのツボを3つご紹介します。それぞれのツボを押すことでリラックスし、心の安定を取り戻すことができると言われています。それでは、さっそく見ていきましょう。
1. 間使(かんし)
まず紹介するのは「間使(かんし)」というツボです。腕の内側に位置し、手首の横じわ中央から指4本分肘側に上がったところの、2本の筋の間にあります。このツボは、自律神経の調整や心の安定に効果があるとされており、イライラや緊張を和らげるのに役立ちます。また、不眠症や消化不良にも効果があると言われています。
間使の位置・押し方
腕の内側に位置し、手首の横じわ中央から指4本分肘側に上がったところの、2本の筋の間にあります。
手のひらを上に向け、もう一方の手の親指で間使のツボを軽く押します。痛気持ちいい程度の圧力で、1分から2分程度押し続けます。
2. 神門(しんもん)
次にご紹介するのは「神門(しんもん)」というツボです。手首の内側のしわの上で、手首の曲がりじわを小指側へなでていき、骨の出っぱりの手前で指が止まるところにあります。このツボは、心を落ち着かせる効果があるため、ストレスや不安を軽減するのに有効です。また、神経過敏や動悸、不眠にも効果があると言われています。リラックスしたいときにぜひ試してみてください。
神門の位置・押し方
手首の内側のしわの上で、手首の曲がりじわを小指側へ撫でていき、骨の出っぱりの手前で指が止まるところにあります。
手首を軽く伸ばし、もう一方の手の親指で神門のツボを押します。骨の出っ張り側に向けて痛気持ちいい程度の圧力で、1分から2分程度押し続けます。
3. 百会(ひゃくえ)
最後にご紹介するのは「百会(ひゃくえ)」というツボです。両耳の穴を結んだ線と、顔の中央の線が交わる点にあります。百会は、気の流れを整え、心身のバランスを取る効果があります。特に、頭痛やめまい、疲労感の軽減に役立ちます。また、心を安定させ、リラックス効果も期待できるため、ストレスを感じたときに押すと良いでしょう。
百会の位置・押し方
両耳の穴を結んだ線と、顔の中央の線が交わる点にあります。
百会のツボに両手の中指の腹を重ね合わせます。まっすぐ体の芯に抜けるように、痛気持ちいい程度の圧力で1分から2分程度押し続けます。
まとめ
イライラを解消するためのツボ押しは、手軽にできるセルフケアの方法として非常に有効です。今回ご紹介した「間使」、「神門」、「百会」の3つのツボを押して、心身のリフレッシュを図りましょう。ぜひ、日常生活に取り入れてみてください。ただし、ツボ押しはあくまで補助的な方法であり、必要に応じて専門家の意見を求めることも大切です。