むくみに効くおすすめのツボ4選

セルフケアに使えるツボ

日常生活の中で、むくみは多くの人が経験する悩みです。立ち仕事や座りっぱなしのデスクワーク、運動不足など、さまざまな要因がむくみを引き起こします。

そんな時、簡単にできるセルフケアとしてツボ押しが効果的です。今回は、むくみに効くおすすめのツボを4つご紹介します。それぞれのツボの効果、位置、おすすめの押し方について詳しく説明します。

1. 復溜(ふくりゅう)

復溜は腎臓の機能を高め、体内の水分バランスを整える効果があります。特に足のむくみを和らげるのに有効とされています。

復溜の位置・押し方

復溜は、内くるぶしとアキレス腱の間の凹み部分から指3本上(人差し指~薬指3本分の幅)の、アキレス腱のキワ(内側)にあります。

親指で垂直に気持ちいい程度に押し込み、5秒間押したらゆっくり離します。左右の足それぞれについて、10~15回ずつ繰り返しましょう。

2. 足三里(あしさんり)

足三里は消化器系の機能を整え、全身のむくみを改善する効果があります。また、疲労回復や免疫力の向上にも役立つとされています。

足三里の位置・押し方

足三里は、ひざのお皿の下縁から外側に少しずれたところにあるくぼみから指4本分下(人差し指~小指4本分の幅)にあります。

指先で軽く押しながら、円を描くようにマッサージします。毎日1~2分程度、左右の足それぞれに行うと効果的です。

3. 腎兪(じんゆ)

腎兪は腎臓の機能を高めると同時に、全身の水分代謝を促進する効果があります。特に朝のむくみを和らげるのに効果的です。

腎兪の位置・押し方

腎兪は、おへその真裏の位置から指2本分左右外側の背筋上にあります。

両手の親指を使って腎兪を軽く押し込みます。痛気持ちいい程度の圧力をかけながら、1~2分間ほど押し揉むと良いでしょう。

4. 陰陵泉(いんりょうせん)

陰陵泉は体内の水分バランスを調整し、むくみを取り除く効果があります。また、消化器系の働きをサポートし、内臓の調子を整える効果もあります。

陰陵泉の位置・押し方

陽陵泉は、ひざ下の外側にある骨の出っ張りのすぐ下のくぼみです。(足首の外側のくるぶしからひざに向かって指でなでながら上がり、でっぱった骨のすぐ下)

親指で陽陵泉を押し、3〜5秒間キープします。これを数回繰り返します。指先を使って軽く揉むようにするとさらに効果的です。

まとめ

今回は、むくみに効果的な4つのツボをご紹介しました。

ツボ押しは簡単にできるセルフケアとして、多くの人々に親しまれています。ぜひ、日常生活に取り入れて、むくみのない快適な毎日を過ごしましょう。

ツボ押しを行う際は、自分の体の声を聞きながら無理のない範囲で行うことが大切です。また、症状が重い場合や改善が見られない場合は、医師の診断を受けることをお勧めします。

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