鼻水・鼻づまりに効くおすすめのツボ5選

セルフケアに使えるツボ

風邪、花粉の季節が近づくと、鼻水や鼻づまりに悩む方が増えますね。薬やサプリメントに頼る前に、まずは自然な方法で改善を試みてはいかがでしょうか?今回は、鼻水や鼻づまりに効果があるとされる5つのおすすめのツボをご紹介します。これらのツボを日常のケアに取り入れることで、症状の緩和が期待できるかもしれません。

1. 迎香(げいこう)

迎香は、特に鼻づまりの解消に効果があります。また、鼻腔の炎症を抑える働きもあります。

迎香の位置・押し方

迎香は、小鼻の脇のくぼみにあります。

両手の人差し指で、斜め45度の角度で上に向かって押します。あまり力を入れず、1~2分程度優しく押し続けましょう。

2. 風門(ふうもん)

風門は、風邪の初期症状や鼻水の解消に効果があります。また、免疫力の向上にも役立ちます。

風門の位置・押し方

下を向いたとき首の後ろの一番出っ張る骨からさらに下へ2つ目の背骨の突起探し、その骨から左右外側に指2本分ずらしたところです。

ひとりで押すのは難しい場所ですが、肩の上から回り込みながら中指、薬指を風門の位置にあてて、1~2分間かけて円を描くようにマッサージします。自分で押しにくい場合は、家族や友人にお願いしてみましょう。

3. 百会(ひゃくえ)

百会は、鼻づまりや頭痛の解消に効果があります。また、ストレスの緩和やリラックス効果も期待できます。

百会の位置・押し方

両耳の穴を結んだ線と、顔の中央の線が交わる点にあります。

百会のツボに両手の中指の腹を重ね合わせます。まっすぐ体の芯に抜けるように、痛気持ちいい程度の圧力で1分から2分程度押し続けます。

4. 尺沢(しゃくたく)

尺沢は、喉の痛みや咳、鼻水の解消に効果があります。また、肺の機能を高める効果もあります。

尺沢の位置・押し方

肘を曲げたときにできる内側のシワの上で、シワの中央から指約2本分親指側にいったところにあるかたい腱の外側のくぼみにあります。(かたい腱がわかりにくい時は、まず手のひらを上にして腕を伸ばします。その状態から上腕の力こぶを作るように力を入れてゆっくり腕を曲げていくと腱が浮き出てきます。)

腕をつかむようにして、親指でほど良い強さで押すます。1回につき1~2分程度押し続けましょう。

5. 孔最(こうさい)

孔最は、鼻水や咳、喉の痛みの解消に効果があります。また、免疫力の向上にも役立ちます。

孔最の位置・押し方

人差し指から肘までの直線上で肘から指4本分ほど人差し指側にさがったところです。

反対の手の指を使って、孔最のツボをやさしく押します。痛みを感じない程度の圧力で、1~2分間かけてマッサージしましょう。

まとめ

これらのツボを日常のケアに取り入れることで、鼻水や鼻づまりの症状を緩和し、快適な生活を取り戻す手助けになるかもしれません。ただし、症状が重い場合や長引く場合は、必ず医療機関での診察を受けるようにしてください。自然な方法と適切な医療の併用で、健やかな毎日を送りましょう。

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