冷え性に効果的なおすすめツボ5選

セルフケアに使えるツボ

冷え性に悩む方々にとって、冷えを改善するための対策は非常に重要です。今回は、体を温める効果のあるツボを5つ紹介し、それぞれのツボの効果や場所、押し方について詳しく解説します。ぜひ、日常生活に取り入れてみてください。

1. 関元 (かんげん)

関元は、下腹部を温める効果があり、特に下半身の冷えに効果的です。また、女性の生理痛や婦人科系の不調にも良い影響を与えます。関元を刺激することで、全身の血行が良くなり、冷え性の改善に繋がります。

関元の位置・押し方

関元はおへそから指4本分(人差し指~小指4本分の幅)真下の位置にあります。

人差し指・中指・薬指を揃えて、ほどよい刺激を感じる程度の強さで、ゆっくりおしてゆっくり離すを繰り返しましょう。リラックスした状態で行うことをおすすめします。

2. 復溜 (ふくりゅう)

復溜は、腎臓の機能を高める効果があり、体全体の冷えを改善します。また、水分代謝を促進し、むくみを解消する効果も期待できます。腎臓の健康を保つことは、体全体の温かさを維持するために重要です。

復溜の位置・押し方

復溜は、内くるぶしとアキレス腱の間の凹み部分から指幅3本上(人差し指~薬指3本分の幅)の、アキレス腱のキワ(内側)にあります。

親指で垂直に気持ちいい程度に押し込み、5秒間押したらゆっくり離します。左右の足それぞれについて、10~15回ずつ繰り返しましょう。

3. 足三里 (あしさんり)

足三里は、胃腸の働きを整える効果があり、全身の血行を良くして冷え性を改善します。また、免疫力を高める効果もあり、風邪予防にも役立ちます。足三里を刺激することで、内臓の機能が活性化され、体全体が温まります。

足三里の位置・押し方

足三里は、ひざのお皿の下縁から外側に少しずれたところにあるくぼみから指幅4本分下(人差し指~小指4本分の幅)にあります。

指先で軽く押しながら、円を描くようにマッサージします。毎日1~2分程度、左右の足それぞれに行うと効果的です。

4. 命門 (めいもん)

命門は、腎臓の機能を高め、全身の冷えを改善する効果があります。また、腰痛の予防・改善にも効果的です。命門を刺激することで、体の中心から温まり、冷え性の改善が期待できます。

命門の位置・押し方

命門は、おへその真裏にあります。

おへその真裏あたりを親指の腹で軽く押しながら、ゆっくりと揉みましょう。

5. 三陰交 (さんいんこう)

三陰交は、生理痛や更年期障害の改善に効果があり、全身の冷えを和らげます。また、女性の健康維持に役立つツボとしても知られています。三陰交を刺激することで、血行が良くなり、体全体が温まります。(※妊娠中は強く刺激しないこと。)

三陰交の位置・押し方

三陰交は、内くるぶしの一番高いところから指幅4本分(人差し指~小指4本分の幅)上がった骨のキワのくぼみにあります。

親指で垂直に押し込み、10秒間押したらゆっくり離します。左右の足それぞれについて、3回ずつ繰り返しましょう。(※妊娠中は強く刺激しないこと。)

まとめ

これらのツボを日常的に取り入れることで、冷え性の改善に繋がることを期待しています。無理のない範囲で続けることが大切です。冷え性に悩む方々が、少しでも快適に過ごせるように、参考にしていただければ幸いです。

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